宗教団体加入には条件が!?
宗教団体に加入するための条件とは
日本国内において、新興宗教を含めた宗教団体は多数あります。その宗教により信仰する対象が神であったり仏であったり様々ですし、目的や考え方もそれぞれです。目的や考え方などに共感し、宗教を信仰したいと考えて、それぞれの宗教団体に加入したいときには、加入するための手続きが必要になる場合があります。中にはまったく手続きを必要とせず、宗教施設などで行われる集会に参加したことで入信したとされる団体がありますが、基本的には手続きを必要とする団体がほとんどでしょう。といっても、用紙に必要事項を記入して、所定の場所に用紙を提出するだけで手続きが済んでしまう場合があれば、もっと簡単だと、インターネット上で手続きが済んでしまう場合もあります。しかし、加入に条件がある場合もあります。創価学会では用紙の提出の他に、勤行・唱歌を実践する、聖教新聞を3ヶ月以上購読する、定例の座談会に2回以上参加するというような条件があります。これらの条件を全てこなし、加入が認められるまでは数ヶ月ほどの日数が必要になります。他にも宗教の特質として、全身を水に浸すことで入信が認められるなど、様々に条件があります。中には入会金を支払う必要がある宗教団体もあります。
宗教団体に加入する前に注意するべきことについて
世界宗教と呼ばれているヒンズー教、キリスト教、仏教は、その歴史は長く、宗教について確立されています。新興宗教と呼ばれている宗教団体は歴史が浅く、まだまだ確立されていない部分もあるでしょう。その宗教団体に加入したいと考えた理由は、すでに入信している人に誘われたからとか、噂を聞いたとか、インターネットでホームページを閲覧したからなど様々でしょう。加入しようと決めた時に注意すべきことは、聞いた話やホームページに書かれていることが全てではないということです。このような場合、良いことだけを抜粋して話をしたり、書いているといった傾向にあることも知っておくことが大切です。また、間違った情報を伝えている悪意のある宗教団体があるかもしれません。そのようなことを踏まえて、良い部分だけを信じて加入しようとしているのではないか、厳しいことや苦しいことも含めて、その宗教を信仰したいのかというようなことをもう一度自分に問いただしてみることが必要でしょう。また、悪意のある宗教団体だった場合、騙されてしまうかもということも懸念し、聞いた情報や見た情報だけを鵜呑みにせずに、自分でも情報を集めてみるというようなことも必要でしょう。
宗教団体を脱退したいときに注意するべきことについて
その宗教団体に加入してみたら、考えていたものと違っていたり、状況や環境が変わり、生活に支障が出てしまった場合があり後悔してしまうことがあります。問題としては高額な商品を売りつけられたり、多額な献金をしなくてはならなくて生活が苦しくなるだけではなく、無理をしすぎて借金を作ってしまうというようなことや、入信者の勧誘などに厳しいノルマが課せられること、家族、友人、職場、結婚などの人間関係が悪くなってしまうなどといったことで、肉体的、金銭的、精神的に支障をきたしてしまうような事例は多数あります。そのような事態が自分に起こってしまって、その宗教団体を辞めたいと考え、決意した場合には、いくつかの方法があります。活動を拒否し何もしないことを長く続けることで、自動的に脱退したとされる宗教団体もあります。しかし、活動を拒否したりすることにより、自宅に来たり電話がかかったりして、再び活動することや脱退しようとしてることを考え直すようにと何度も説得されたりすることもあるかもしれません。そのようなことも含めて辞めたい場合の注意点については、口頭でも、用紙の提出でも、辞めるという意思をはっきりと強く伝えることが大切です。
0コメント